紙加工・製本・印刷・DTPデザイン/編集・オンデマンド印刷@浅草永住町

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(1)デザイン、編集、広告などで、文字・イラスト・写真・記号などを効果的に配置すること。美的、可読性、注目性、調和、統一などを考慮して行われる。「割り付け」である。(2)本来は地面の割り振りをする地割りの意味。ここから工場内の機械設備の配置という意味も出てくる。工場レイアウトは、紙の移動・機械につく作業者の動き方を第一に考えられる。

レイフラット lay-flat binding

「見開き」のよいことを強調した製本方法の商標。教科書、マニュアル書、クッキングブック等に使われている。表紙のくるみ側に中本の背があたる範囲よりも広めに紙テープを中空にして(ベタ貼りでなく)あらかじめ貼っておき、この加工した表紙で無線とじした中本をくるんで仕上げる。本を開くと、上製本のように表紙の背の部分は、紙テープで固められた中本から浮いたようになる。表紙製作が別工程になるが、無線とじ並のスピードで製本できる。

レーキがんりょう (レーキ顔料) lake pigment

着色料。印刷インキ、塗料、絵の具等に使われる。

レーザーかこう (レーザー加工) laser cutting

レーザー光を利用して金属・プラスチックなどを切断したり、穴を空けたりする。紙器の打ち抜きの抜き型では、切り刃や押し罫を埋め込む合板上の溝をこのレーザ光で掘っている。移動および出力制御のプログラムができるため、高速度・高精度の加工が可能。

和本の「こよみ(暦)」→暦(こよみ)

れきほん (暦本)

暦書

レザー leather

皮・革

レザー・クロス leather cloth

革に似せた製本用のクロス。樹脂系の表面加工が施してあり、水濡れに強い。

レザー・ペーパー leather paper

皮を模造した紙。

レターヘッド letter head

企業や個人の書便箋。印刷や箔押しなどで専用のロゴマークが配されていることから企業や個人の「顔」ともいわれる。

レタッチ retouch

修正すること。製版の時、文字や画像の修正を手作業で行う。にごりを除いたり、部分的な調子を整えたりする。

レタリング lettering

文字を描き起こすこと。読みやすさ、美しさ、個性などを表すために文字をデザインする。

れっちょうとじ (列帖綴)

「大和綴じ」と同じ。胡蝶綴じ(こちょうとじ)、粘葉綴(でっちょうとじ)と混同されることがある。

レップカバー

無線とじの一様式。あらかじめオフラインで寒冷紗をノドの部分のみに糊付けして用意しておいた表紙を、背加工した本文に背糊と横糊を塗布して接着する。見開きの良い本がつくられる。

レベリングプレート leveling plate

無線とじ機において、丁合本がクランプに入るときに、本のクランプからの突き出し量(ハングアウト量)を決めるためのプレート。本の背の切り落とし量はこのレベリングプレートの高さ調節によってほぼ決まる。

れん (連) ream

紙の取引上の一単位。規定寸法に仕上げた紙1000枚、板紙の場合は100枚を1連とする。1連の重さは「連量」といいキログラムで表す。

れんぞくフォーム (連続フォーム)

洋紙の重量を表す取引き上のことば。A全判・B本判それぞれの規格寸法に仕上げられた紙の全判1000枚を1連といい、この1連の重さをキロで計ったものが連量である。連量はKRであらわす。

れんりょう (連量) ream weight

1連あたり(板紙:100枚、洋紙:1,000枚)で、紙の重さをKg単位で表したもの。