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印刷物の挿図・写真等の説明文。キャプション、えとき等の言い方もある。

名札。製本機械にもメーカー名・商品型番・製造年月日等のプレートがついている。

一般的には、商品または資金などを活用せずに手許に置くことであるが、製本の場合では、ある一定期間中に仕上がりを必要としない刷り本などのことをいう。

明暗が逆のフィルム。陰画。

カレンダーの新しい製本方法。カレンダーの紙葉すべての天の部分に30mmほどの幅で帯状にあらかじめベタ刷りしておき、このベタ刷りの部分を製本の際、加熱・加圧して丁合カレンダーを接合する。ベタ刷りした印刷インキが、熱と圧（2t以上）に反応して接着効果をあらわす。天の接着した部分の接合をさらに強固するため、カレンダーの天の部分（上端から30～40mm）に裏面からミゾを入れる。前面からは膨らんだ筋が一本、カレンダーの上部を横断しているように見える。その筋の下にむしり取り用の切り取りミシンが入れられる。天金具を使わない、環境に優しいカレンダーとして採用が増えている。ただし、印刷時に熱圧着のためのベタ刷りが必要、加熱・加圧のため製本スピードに難点がある等が指摘されている。

加熱によって温度を測定する計器。

常温で塑性を示さないが、加熱すると塑性変形しやすくなり、冷却すると再び固くなる性質。金属・ガラス・および合成樹脂などに見られる。

加熱により重合して硬化する樹脂の総称。尿素樹脂・メラミン樹脂・フェノール樹脂・エキシボ樹脂など。

姫糊（ひめのり）などを糊盆などの中で少量ずつの水を加えながら刷毛で練る。水分の中に高分子が均一に遊泳した状態になり、接着物と被接着物（紙と紙）の繊維に浸透して、投錨効果を促し接着力を増す。姫糊を大量に使うときは専用の攪拌機で練る。

ノリやニカワ類が、紙などにねばりついて密着すること。

流動体の粘性の度合いを示す。粘性係数または粘性率ともいう。測定器にはザーンカップ・回転粘度計・気泡粘度計・毛細管粘度計・ウベローデ粘度・振動粘度計などがある。粘度の単位はmPa・s（ミリパスカル秒）で示される。
Impa・s＝Icps

液体の粘度を測定する計器。用途により種類が多い。